犬
2012.11.16 共に戦う同志  2012.11.16
 28歳の時、突然のがんの宣告。甲状腺がんで「ステージ4」との診断でした。
 地元に帰ってきて仕事も決まり、いよいよこれからという時。目の前が真っ暗になりました。地域の同志がすぐに激励に駆けつけてくれましたが素直になれず、「この苦しみが分かるか!」と反発すらしていました。
 ある日、病院へ母と病状を聞きに行った帰り道、ふと母を見ると、明るく気丈な母が肩を落とし、本当に悲しそうに歩いていました。その姿を見た時、「今まで支えてくれた母を悲しませてはいけない」と、必ず病を克服すると決心。その日から家族一丸となって真剣に祈りました。
 そして臨んだ手術。甲状腺を全摘出する予定でしたが、4分の1も切らずに済みました。また、転移がないことから、わずか10日間での退院。36歳になった今では完治しています。
 ある時、母が私たちきょうだいに「共に戦う同志」と言ってくれたことがありました。「少しは励まされる側から励ます側になれたかな」と思い、自他共の幸福のために行動できる自分にと、さらに決意しました。
 (ヤマケン)
 

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